11月25日

今日、見たい絵を見に行って来た。


友達が学芸員さんに、絵がどの場所にあるか訊ねてくれ、「彼女はその絵が見たくて日本から来たんですよ!」と言うと、歓迎された。
「まぁ!そうなのね。おっしゃる絵は、この美術館の展示の中でも有名な絵ですからね。」と、綺麗な白髪のいかにもイギリスの上品なご婦人という感じの学芸員さんが案内してくれた。


色々な大きさの絵が、決められた範囲内にどのように展示すればいいか考えられ、決められた配置にきちんと置かれてるのがよく分かる。

展示は年代ごとに並べられている、さぁこちらですと手を向けてくれた先に、私の見たかった絵があった。



思っていたよりも随分と小さな絵。


見た瞬間に号泣したよ。



白い肌に長い睫毛。
細長い指。
少し巻かれた茶色い長い髪の毛。
花に囲まれドレスを着て。


あなたの最期がね、この絵みたいだったんだよ。


忘れられない。



美術館なので声を殺して泣いた。





逢いたかったなぁ。




いやぁ、本当に逢いたかった。






一生悔いは残る。


それはもう仕方ない。







たとえあなたがいなくても、強く生きて行ける。

たとえあなたよりずっともっと年を取っても、年を取れることに感謝できる。





あなたの人生は短過ぎたけれど、幸せに満ちていたものだと信じている。









私は大丈夫。



なんとかなる。






これからなんとかする。










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# by lunemusique | 2016-11-26 01:34 | 永久版おんな二人の珍道中〜10年後〜

11月24日

時計の針、4時回っちゃったよ〜。


旅は折り返し。

やることリスト、結構ちゃんと出来てる。




あと9時間ちょいでロンドンへ向かいます。



ロンドンでは絵を見に行かなくちゃ。














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# by lunemusique | 2016-11-24 04:08 | 永久版おんな二人の珍道中〜10年後〜

11月22日

今日は朝早くから出掛けようと、目覚ましを7時半に掛けたけれど、ちゃんと起きられなくて二度寝してしまった。

こっちの朝は、7時だいなんかはまだちゃんと日が昇ってなくて、ピンク色とオレンジ色とが混じったような色をした空だった。

キレイだなとぼけっと眺めていたらまた寝てしまって、気づいたら9時半だった。
うわー。2時間寝てたね。


身支度を整えて、駅へ向かう。


前夜にいろいろ決めてたポイントを巡り、昼過ぎにティアガルテン駅。

今回の一番の目的。

10年の間にウンターデンリンデン駅はもう無くなってたしまったのね。

駅を降りて、6月17日通りをまっすぐ歩く。


10分か、15分か。そんな距離を歩いた。

10年前のあの熱い夏。最後になってしまったベルリンでのラブパレード。ここでたくさんの人に出会って、訳がわからないなりにもみんなで大盛り上がりして、笛吹いて踊って、手を叩いたり、叫んだりして。

歩道を歩いている人はまばらで、色づいた落ち葉がたくさん落ちていて、歩道の横の公園は木々と落ち葉でひっそりとしていた。


こんなところだったのね。

あなたと私と、10年前はここにいたのね。

こんなに広くて長い道を、二人ではしゃぎながら歩いていたんだね。


感慨深いな。


一歩ずつ歩き進め、目の前に戦勝記念塔の女神がハッキリと見えた。


この周りにもいたんだよね。


そこからブランデンブルグ門を目掛けてまっすぐ歩いた。



この場所だよ。


来たよ。


帰って来たよ。



私たちの聖地ベルリン。


この空気も、この匂いも、この雰囲気も、この気持ちも、あの時と変わらなかったよ。


見えるか?感じるか?


ほら、ベルリンだよ!!


ベルリンに来たんだよ。



この旅の目的。






お誕生日おめでとう。



34歳から年を取らないあなた。


私はきっと、何歳もあなたよりも年上になってしまうのかと思うとゾッとする。


でもね、毎年あなたのことを思って、お誕生日おめでとうってお祝いするね。




生まれて来てくれて、私と友達になってくれてありがとう。




ずっとずっと、大好きです。



















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# by lunemusique | 2016-11-22 22:31 | 永久版おんな二人の珍道中〜10年後〜

11月20日

今、これを書いてるのはプラハからベルリンに向かう電車の中。

日本の在来線や新幹線と違うのは、席が固定されているので後ろ向きで乗ってるってこと。そういうちょっとしたアイデアと言うか、閃きと言うか、日本は技術で大きくなった国だと感心させられる。

今日は本当にいい天気で、青空が広がっている。飛行機雲が何本もきれいな直線を描いていて、今日、この日を迎えられたことを歓迎されているよう。


私たちの聖地まで、あと4時間。



そりゃ、10年も経ってるから雰囲気とかは変わっているだろうけれど、私も、あなたも、それぞれの個の中は10年前とはなーんにも変わってない。




いや、本当に行くんだね。





ああ、泣けてきた。








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# by lunemusique | 2016-11-20 11:07 | 永久版おんな二人の珍道中〜10年後〜

11月19日

昨日買った薬がいい感じに効いてくれているのか、一昨日の夜から昨日の朝にかけての熱っぽさと咳込みの酷いのがマシになったような気がしました。

まぁ、まだ旅も続くし無理はしないでおこうと12時前に宿を出て、雨の降る中おすすめされてる22番のトラムには乗らず、地下鉄に乗ってプラハ城(多分プラハ城には行った)まで行きました。
なんとなく雰囲気だけで道を歩いて、なんとなくここっぽいというところへ着いて、なんとなくのなんとなくで見て回り、どっかの塔に登ってプラハを一望。オマケみたいな、記念コインみたいなのをもらいました。
で、観光客の団体にしれ〜っと紛れ込んで一緒に建物に入ってみたり、どこか中東系のおじさんに「写真撮ってー」って言われたので撮ってあげたり。「うわー!上手に撮れてるぅ〜!」って喜んでいたよ。良かった。

いやぁ、贅沢だよな。全部なんとなくって。

美術館系はまぁいいかーとやめにして、なんとなくのなんとなくで歩き回り、カレル橋を渡って旧市街地やユダヤ人街を練り歩き、3時ごろになんとなく見つけたかわいい女の子がやってるカフェでサンドイッチとカフェラテを注文して食べました。うーーーん美味しい。ドイツでもオーストリアでもスロバキアでも、ご当地料理を!!と思って食べるようにはしているんだけれど、意外にそこの人っぽい人たちが並んでるところで食べた方が美味しいような…例えば、ウィーンで昼に食べたアジアなんとかってスタンドの店のチキンライス(単に焼いた鶏肉が乗ってるご飯にチャイニーズかコリアンが作った照り焼きソースがかかってる)が美味しかったりしてね。
レストランじゃなきゃイヤ!ということは一切なくて、ドイツなんかじゃスーパーで買ったカリカリ焼き豚みたいなのとビールで一杯でも十分満足だったし。

まー。アレだ。チェコは自己都合で物価を2倍で換算しなくちゃいけないのと、体調もあんまよく無いからガッツリ肉はよろしく無いだろう。


こんなふざけた感じでも、十分楽しめているので来れたことに感謝しなくちゃな。





よぉ、友よ。


明日はいよいよ聖地ベルリンに上陸だぜ!



いま、とてつもない変な緊張感と高揚感があって、おかしなテンションです。

昨日と今日は一切飲んでないのに。チェコにいるのにビール一回しか飲んでないのに。








ベルリン着いたら、駅で待ってるような気がするんだよ。



「おーーーーい!〇〇〇〇〜〜〜〜!!!!」


って手を振って駅で待っていてくれてるような。






そんな感じがずっとずっとしてしまっていて。



だから緊張感と高揚感が半端ないのかな。






いないのは分かってるんだけれどね。













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# by lunemusique | 2016-11-20 00:20 | 永久版おんな二人の珍道中〜10年後〜