一年。

親友が旅立って早いもので一年が経つ。


この一年間、どこか空中にプラプラ浮遊しているような感覚が拭えない。


朝、目が覚めたとき。

「これって、まだ目が覚めていないんじゃないの?」

と思うことが多くて困る。



最期に見たあの子の長いまつ毛や細い指先、冷たくなった頬の感触が妙にリアルに手のひらに残っていて、これは覚えておくべきなのか、忘れるべきなのか、終わりのない寂しさをひたすら感じている。


この間、たこ焼きをするためにキャベツを切っていたときだって、キャベツを切ることなんか何十回も何百回もやって来た単調な作業なはずなのに、うちの家でたこ焼きをしたときにあの子の性格が表れているような細かなみじん切りが、真似しようとも自分にはうまく出来なくて涙が出そうになった。




ありきたりな言葉だけれど、あなたのことを思い出さない日はありません。


思い出してるときに出てくるあなたは、話していた言葉の一言一句全てを思い出すことができて、表情も鮮明で、声だって息遣いだって思い出せるのよ。



それで涙が出るときは、そのまま泣くようにしています。

おかしくて笑ってしまうときは、そのまま声を出して笑っています。





あなたと別れてから、そうやって1日1日を過ごしています。






そちらはどうですか?


少しは慣れて来たのかな?


誰か友達ができた?








いつでも、うちに遊びにおいで。




「ただいま〜!」



ってうちに帰っておいで。














[PR]
by lunemusique | 2017-04-21 23:02